明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪は、イスラエル1部マッカビ・ハイファ所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)獲得にむけて、選手サイドとの交渉が難航しているとみられていた。しかしイスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』は今月21日になって、同選手のガンバ大阪移籍は確実と報じている。
『Sport5』は今月16日、ガンバ大阪とマッカビ・ハイファが合意に達したとリポート。移籍金50万ユーロ(約7000万円)支払いにくわえて、「ガンバ大阪がラヴィを他クラブへ売却した場合に売却益の一部をマッカビ・ハイファに支払う」という条件で決着したとみられていた。
またネタ・ラヴィに対するガンバ大阪で提示年俸額は100万ユーロ(約1億4000万円)とみられていたが、『Sport5』は19日になってイスラエル国内の税制によりガンバ大阪と選手サイドの交渉が複雑化していると報道。同選手が年俸額の30%を納める必要があることから、ガンバ大阪は早期出国の場合における年俸アップをはじめ好条件のオファーを用意しているとみられていた。
しかし『Sport5』は21日、「ネタ・ラヴィとガンバ大阪の交渉では解決策が見つかると楽観視されている。彼は数日中に正式契約を結ぶことになる」と速報。年俸額については触れていないものの、個人合意がほぼ確実であるほか、今月24日のマッカビ・テルアビブ戦を最後にマッカビ・ハイファを離れることもあわせて伝えている。
身長177cmの守備的MFであるネタ・ラヴィは、キャプテンとしてマッカビ・ハイファをけん引。昨年にUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの舞台でユベントスやパリ・サンジェルマン、ベンフィカといった強豪クラブと対戦している。
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