Jリーグ ベガルタ仙台

仙台退団カルドーゾがフリーに。Jリーグ再移籍の可能性は…

ベガルタ仙台のゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・ベガルタ仙台をレンタル移籍期間満了により退団したブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(24)は、レンタル元のブラジル1部サントスと契約解除で合意に達したようだ。6日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。

 同選手は2021年4月にサントスからベガルタ仙台へレンタル移籍すると、来日1年目の2021シーズンはJ1リーグ17試合で途中出場。スーパーサブとしての役割を果たし1年間のレンタル移籍期間延長により残留していたが、2022シーズンはコンディション不良により、J2リーグでわずか5試合の先発出場。昨年10月28日に2022シーズン限りでのベガルタ仙台退団が正式決定していた。

 そんなカルドーゾの去就については、昨年11月にブラジルメディア『acessa』が「2023シーズンもサントスの構想から外れている」とリポート。チーム合流後も全体トレーニングには参加せず、個別メニューでの調整が続いていると伝えられていた。

 すると『UOL』は「サントスは6日、2023シーズンの構想から外れていたカルドーゾと契約解除で合意に達した」と報道。これによると、カルドーゾとサントスの契約は今年9月まで残っていたとのこと。サントスは来週にも同選手の退団を公式発表するという。

 なお『UOL』は6日時点で、カルドーゾに関心を示しているクラブなどについては触れていない。Jリーグ再挑戦の可能性がゼロではないと考えられるだけに、同選手の動向に注目が集まる。