明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪は、韓国1部・FCソウル所属の元U23韓国代表GKヤン・ハンビン(31)の獲得へ動いているが、他クラブとの争奪戦に巻き込まれる可能性があるようだ。19日、韓国紙『中央日報』が報じている。
身長195cmで右利きのヤン・ハンビンは江原や城南FCをへて、2014シーズンからFCソウルでプレー。2017シーズン途中から正守護神として活躍しており、今季もリーグ戦や下位6クラブにより残留プレーオフでほぼ全試合に先発出場。35試合の出場で44失点、9度のクリーンシート達成という成績でシーズンを終えていた。
『中央日報』の報道によると、セレッソ大阪がヤン・ハンビン獲得にむけて交渉を進めているとのこと。ドイツの移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手とFCソウルの契約は今季限りであり、移籍金ゼロで獲得可能とみられる。
しかし『中央日報』は、同選手に近い関係者の話として「セレッソ大阪と交渉しているのは事実だが、まだ明確な結論は出ていない。韓国国内クラブのほかに(国外の)複数クラブと議論を進めているところだ」と報道。19日時点でセレッソ大阪との交渉がまとまっていないほか、他クラブ移籍の可能性があることも明かしたという。
なお『中央日報』は「セレッソ大阪は、韓国人のベテランGKキム・ジンヒョン(35)を中心に長い間ディフェンスラインを構築してきた。キム・ジンヒョンと契約更新したセレッソ大阪がヤン・ハンビンに関心を示しているのは、“ポストキム・ジンヒョン”を念頭に置いた考えと解釈される」と見解を述べている。
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