FIFAワールドカップ・カタール大会は20日、カタール代表対エクアドル代表の一戦により開幕。日本代表は23日のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦する。そんな中、米メディア『ESPN』が20日にカタールW杯出場32か国の監督年俸ランキングを公開。森保一監督のみ“ランキング外”という扱いになっている。
これによると、ドイツ代表のハンジ・フリック監督はドイツサッカー連盟から年俸650万ユーロ（約9億4000万円）を受け取っているとのこと。2位のガレス・サウスゲート監督（イングランド代表）に70万ユーロ差をつけてトップに立っているという。
また上位5か国にドイツ代表、イングランド代表、フランス代表、ブラジル代表、オランダ代表と強豪国がずらりと並ぶ一方、開催国カタールを率いるフェリックス・サンチェス・バス監督が240万ユーロ（約3億5000万円）で8位にランクインしている。
一方で下位に目を向けると、今年6月に日本代表を下したチュニジア代表のジャレル・カドリ監督が13万ユーロ（約1900万円）で32か国中31位に。カナダ代表のジョン・ハードマン監督は48万ユーロ（約6900万円）で25位となっている。そして森保一監督に関してはデータが無かったとしてランキングから外れている。
なお日本代表の監督人事を巡っては、カタールW杯後における森保一監督続投の可能性がある一方で日本サッカー協会（JFA）技術委員長の反町康治氏がポステコグルー監督に接触したと、今月15日に一部メディアが報道。
しかしポステコグルー監督は今月17日のオーストラリアツアー・シドニーFC戦後に「今はセルティックをできる限り成功させること以外、考える必要はない。（日本代表行きの噂に）気が散ることはない」と語っている。
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『ESPN』報道のカタールW杯出場国監督年俸ランキング・トップ10
1位 ハンジ・フリック（ドイツ代表）-650万ユーロ（約9億4000万円）
2位 ガレス・サウスゲート（イングランド代表）-580万ユーロ（約8億4000万円）
3位 ディディエ・デシャン（フランス代表）-360万ユーロ（約5億2000万円）
4位 チッチ（ブラジル代表）-360万ユーロ（約5億2000万円）
5位 ルイ・ファン・ハール（オランダ代表）-290万ユーロ（約4億2000万円）
6位 ヘラルド・マルティーノ（メキシコ代表）-290万ユーロ（約4億2000万円）
7位 リオネル・スカローニ（アルゼンチン代表）-260万ユーロ（約3億8000万円）
8位 フェリックス・サンチェス・バス（カタール代表）-240万ユーロ（約3億5000万円）
9位 フェルナンド・サントス（ポルトガル代表）-225万ユーロ（約3億3000万円）
10位 ムラト・ヤキン（スイス代表）-160万ユーロ（約2億3000万円）
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