かつて湘南ベルマーレや大分トリニータでプレーしていたブラジル人MFシキーニョ(33)は、今季終了後にもフリー移籍でJリーグ再挑戦を果たす可能性があるようだ。28日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
シキーニョは身長170㎝で左利きのウインガー。2017年2月にコインブラMGから湘南ベルマーレへレンタル移籍すると、2017シーズン後半戦は大分トリニータでプレー。大分トリニータ加入後はJ2リーグで16試合に出場したが、シーズン終了後に退団していた。
その後はブラジル国内の複数クラブや中国2部の梅州客家に在籍。2021/22シーズンにはUAE1部のディバ・アル・フジャイラでプレーしていたが、今年7月にブラジル4部サンタクルスFCへ移籍していた。
ただサンタクルスFC加入後はブラジル4部リーグ戦で4試合の出場。クラブは3部昇格を果たせなかったことにより、人件費削減を図る方針を固めているという。
そんな中『グローボ』の報道によると、今月27日までにシキーニョとサンタクルスFCの契約延長交渉が年俸面で合意に至らず、破談に終わった模様。クラブ幹部は『グローボ』のインタビューで「彼はすでにマーケットに出ている。来季、クラブのプロジェクトに参加することはないだろう」と語るなど、今月30日をもって契約満了により退団することを明かしている。
またシキーニョはサンタクルスFCで月給4万レアル(約110万円)を受け取っていたとのこと。『グローボ』はクラブ名こそ明かしていないものの、Jリーグクラブが同選手の獲得を目指しているという。
なおサンタクルスFC所属選手では、守備的ミッドフィルダーであるブラジル人MFエリゼ(32)にもJリーグ移籍の可能性が伝えられている。またエリゼは今月17日時点で鹿島アントラーズ所属のブラジル人FWエヴェラウド(31)や横浜F・マリノスの公式インスタグラムアカウントをフォローしている。
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