ジル・ヴィセンテ所属の元U20日本代表MF藤本寛也(23)は今月3日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)第5節・ポルト戦でフル出場。この一戦でのパフォーマンスを通じて、マンチェスター・シティやセビージャ、オリンピック・マルセイユなど欧州他クラブから関心を寄せられた可能性があるようだ。4日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
藤本寛也は2020年8月、東京ヴェルディからジル・ヴィセンテへレンタル移籍。海外挑戦1年目の2020/21シーズンに出場機会を確保すると、昨季はリーグ戦ほぼ全試合に先発出場。中盤の主力選手として活躍し、クラブを歴代最高成績タイのリーグ5位、および今季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選出場へと導いていた。
そんな藤本寛也は先月3日、買い取りオプション行使によりジル・ヴィセンテへの完全移籍が正式決定。今季もここまで公式戦9試合中8試合でスタメンに名を連ねており、ポルト戦でもトップ下のポジションでフル出場していた。
『O JOGO』の報道によると、ポルトが2-0で勝利したこの一戦にはポルトガル国外からマンチェスター・シティ、セビージャ、オリンピック・マルセイユ、ウェストハム・ユナイテッド、クリスタル・パレス、モンペリエ、レバンテ、ボローニャ、レアル・バジャドリードのスカウト陣が視察に訪れたとのこと。
くわえて国内からはSCブラガ、CFエストレラ・アマドーラ(ポルトガル2部)の2クラブもスカウト陣を送り込んでいたとのこと。注目を集めた選手などについては伝えられていないものの、複数選手に熱視線を送られたとみられる。
なおジル・ヴィセンテには、先月に東京ヴェルディからMF新井瑞希(25)が買い取りオプション付き1年レンタルにより加入。ただ同選手はポルト戦で出番がなく、他クラブへのアピールとはならなかった。
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