モンテディオ山形所属のブラジル人FWデラトーレ(30)が、今月6日に行われた明治安田生命J2リーグ第30節・レノファ山口戦での決勝ゴールを振り返った。9日、ブラジルメディア『Surgiu』が同選手のコメントを伝えている。
デラトーレは今年3月15日、ブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセからモンテディオ山形へ完全移籍。4月10日のJ2リーグ第9節・ブラウブリッツ秋田戦でデビューし2得点をあげると、5月下旬以降はレギュラーに定着していた。
しかし6月18日に第22節・ヴァンフォーレ甲府戦で負傷退場。およそ3週間戦列を離れていたが、先月中旬に復帰。レノファ山口戦では後半途中からピッチに立つと、0-0で迎えた後半アディショナルタイムの90+1分に値千金の決勝ゴールをマーク。チームを勝利に導いていた。
そんなデラトーレは母国メディアのインタビューに対応。レノファ山口戦でのゴールについて「かなり厳しい試合だったけど、僕たちには勝利が必要だった。ゴールを決めてとても嬉しいね。もちろんこのゴールは(妻が9月末に出産予定の)息子に捧げるよ」とコメント。
「(怪我が癒えて)数試合前に復帰したけど、このクラブや街、すべてに対して心地よさを感じているんだ。僕も妻もここでとても幸せだよ」と、モンテディオ山形での充実感を語っている。
そして同選手は「僕たちはJ2リーグで好調だし、自分たちのことに集中している。ここ4試合で3勝しているからね。ここまでの自分の結果に満足しているけど、僕たちは順位を上げるためにもさらに良くなりたいね」と、今後の戦いにむけての意気込みを語った。
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