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堂安律、フライブルク完全移籍が決定的に!移籍金13億円でクラブ間合意か

堂安律 写真:Getty Images

 PSVアイントホーフェン所属の日本代表MF堂安律(23)は、ブンデスリーガのSCフライブルクへ完全移籍することがほぼ確実となったようだ。3日、オランダメディア『ED』が伝えている。

 堂安律は2020/21シーズン終了後、アルミニア・ビーレフェルトでのレンタル移籍期間を終えてPSVに復帰。アイントラハト・フランクフルトやボルフスブルクなどドイツ国内の複数クラブからの関心が伝えられる中で残留すると、2021/22シーズンには、エールディビジ(オランダ1部)で17試合に先発出場して8ゴール1アシストをあげていた。

 そんな堂安律の去就については、5月上旬にマインツとの個人合意がドイツ国内で報じられていたものの、代理人が報道内容を否定。くわえてドイツ紙『ビルト』は先月上旬、PSVのルート・ファン・ニステルローイ新監督がプレシーズントレーニングでのパフォーマンスを見極めた上で、同選手の去就に関して決断を下すと報じていた。

 しかし先月30日になって、堂安律のSCフライブルクへ移籍する可能性が浮上。すると『ED』は3日になって、SCフライブルクが同選手を完全移籍により獲得することでPSVアイントホーフェンと合意に達したと報道。選手本人は近日中にもメディカルチェックを受けるためにドイツに入国するという。

 またPSVアイントホーフェンは堂安律の放出で、SCフライブルクから移籍金として900万ユーロ(約12億7000万円)を受け取るとのこと。2019年8月にフローニンゲンから同選手を獲得した際には、移籍金750万ユーロ(当時約8億9000万円)を支払っていたようだ。

 なお、SCフライブルクは2021/22シーズンのブンデスリーガを6位で終了。2022/23シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得している。2021/22シーズンにUEFAヨーロッパカンファレンスリーグの舞台でプレーしていた堂安律のブンデスリーガ復帰が目前に迫っている。