スポルティングCP所属のブラジル人FWルイス・フェリピ(28)には、Jリーグ移籍の可能性が取りざたされている。その中、同選手にギリシャやトルコ国内の複数クラブも関心を寄せているようだ。22日、ポルトガル紙『レコルド』が報じている。
身長188cmで右利きのフェリピは、エストリルやパソス・デ・フェレイラなどポルトガル国内の複数クラブに在籍。スポルティングCPには2019年1月に加入しているが、2020年1月に右膝の前十字靭帯を断裂。長期離脱を強いられた後、今年1月にギリシャ1部のOFIクレタへレンタル移籍。公式戦13試合の出場で8ゴールをあげるなど、復調の兆しを見せて2021/22シーズンを終えていた。
そんなフェリピの去就についてはポルトガル紙『O JOGO』が今月13日、Jリーグクラブからオファーが届いたと報道。同選手はスポルティングCPで年俸45万ユーロ(約6400万円)を受け取っており、2024年6月まで契約を残しているものの、2022/23シーズンの構想外に。選手本人は欧州クラブからのオファーを待っているとみられていた。
その中『レコルド』は、OFIクレタはスポルティングCPに対して、年俸の3分の2を負担するという条件で1年間のレンタル期間延長を打診したと報道。しかし、スポルティングCPは完全移籍での放出を望んでいることから、このオファーを却下したという。
また、ポルトガル紙『ア・ボーラ』はフェリピに対してギリシャ1部の強豪パナシナイコスやトルコ国内の複数クラブが関心を寄せていると伝えている。
なお『レコルド』の報道によると、昨年3月にJ1リーグの浦和レッズがフェリピのレンタル獲得オファーを提示したものの、スポルティングCPはこれを拒否していた。同選手を巡って、Jリーグクラブやギリシャ、トルコ国内のクラブによる争奪戦が繰り広げられている。
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