日本サッカー協会(JFA)は16日午後、今月下旬に開催されるFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合の日本代表メンバーを公式発表した。古橋亨梧(27)は負傷離脱中のためメンバー外となったが、同選手関連の質問に対する森保一監督の態度がイギリス国内でも話題になっているようだ。
古橋亨梧は昨年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、アンジェ・ポステコグルー監督のもとで前線の主力に定着。今季ここまで公式戦26試合の出場で16ゴールをマークしていたが、昨年末に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第20節・セント・ジョンストン戦でハムストリングを負傷。現在は戦列を離れているが、「レノックスタウン(セルティックのトレーニング場がある場所)でランニングやスプリントを繰り返している」という噂がSNSで流れている。
スコットランド・グラスゴーの地元紙『グラスゴータイムズ』は今月16日、「ポステコグルーがキョウゴの復帰について曖昧な態度をとっている」と報道。「日本代表の監督とは本当に良い関係だ。彼のことをかなり理解しているよ。彼は我々のスタンスをとても支持しているし、我々も日本代表を支持している」というポステコグルー監督の過去の発言を紹介している。
そして日本代表メンバー発表時における森保一監督の振る舞いについて「キョウゴの復帰について口を閉ざしている。彼のコンディションに関する言及がなかったため、セルティックファンは彼の出番について知る由もない」と伝えている。
さらに英紙『デイリーレコード』は「日本代表監督がキョウゴの怪我の状態について言及することを拒否した」を報じている。
なお『デイリーレコード』は今月9日、森保一監督が2月にスコットランドを訪れてポステコグルー監督と会談していたことを伝えている。両指揮官の関係性を踏まえると、古橋亨梧のコンディションついては“極秘情報扱い”であるという認識で一致しているかもしれない。
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