明治安田生命J2リーグは5日午後、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代から獲得したU23韓国代表DFキム・テヒョン(21)の来日を公式発表した。
身長187cmで左利きの同選手は、高校在学中の2019年1月に蔚山現代へ入団。2019年7月に大田ハナシチズンへ半年間のレンタル移籍により加入すると、昨季はソウル・イーランドに1年レンタルにより在籍。2020シーズン終了後に蔚山現代へ復帰したものの、昨季はリーグ戦でわずか6試合の出場にとどまたほか、上位6クラブによって争われるKリーグ1ファイナル(プレーオフ)ではピッチに立つことがなかった。
そんなキム・テヒョンは昨年12月28日にベガルタ仙台へ1年間の期限付き移籍により加入することが正式決定。日本政府が今月からプロ野球チームやJリーグクラブと新規契約を結んだ外国人選手の入国を認めると、5日になって成田空港に到着している。また、ベガルタ仙台は同選手が新型コロナウイルス感染拡大対策の一環である待機期間をへてチームに合流する予定であることもあわせて発表している。
なお、ベガルタ仙台は先月20日のJ2リーグ開幕節・アルビレックス新潟戦でドローに終わっていたが、27日の第2節・水戸ホーリーホック戦では3-2と勝利している。キム・テヒョンは隔離期間中に問題を抱えることなくチームに合流できれば、今月20日開催に控えるモンテディオ山形とのみちのくダービーでデビューする可能性も考えられそうだ。
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