チェルシーが、セビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデ(23)の獲得を諦めていないようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
今年1月にブラジル代表DFチアゴ・シウバと2023年6月30日まで契約延長をしたチェルシーだが、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーやデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタの現行契約は今季限りまでとなっており、DFラインの主力選手が挙って退団する危機に瀕している。
そうしたなか、チェルシーは昨夏に獲得失敗したクンデを依然として高く評価しており、今夏のトップターゲットに見据えているという。なお、チェルシーはクンデ獲得に向けて移籍金5000万ユーロ(約65億5000万円)を用意していたが、セビージャは6500万ユーロ〜7000万ユーロ(約85億1000万円〜約91億7000万円)を要求していた。
2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さなどを武器に世界屈指のDFに成長。今季もここまで公式戦23試合に出場して、ラ・リーガ上位争いを繰り広げるセビージャを後方から支えている。
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