明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎を退団したブラジル人MFルアン(31)は、2度の交渉決裂をへてようやく新天地が決まるようだ。10日、ブラジルメディア『Esporte Goiano』が伝えている。
ルアンの去就を巡っては、以前からカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロ復帰にむけてクラブ幹部へ連絡をとっているという噂がブラジル国内で駆け巡っていたものの、本人が昨年12月ブラジルメディアのインタビューに応じた際に否定。また、先月にはウルグアイ1部の強豪ナシオナルが選手サイドとの交渉を行っていたものの、27日になって交渉破談が伝えられていた。
その後、ブラジルメディア『グローボ』は今月2日、セリエAのサントスがフルミネンセやSCインテルナシオナルとのルアン争奪戦を制したと報道。サントスのファビオ・カリーレ監督も昨年12月から同選手に関心を寄せ、自らクラブ幹部に獲得を求めたことを国内メディアのインタビューで明かしていたが、年俸面で折り合いがつかずまたしても破談となっていた。
『Esporte Goiano』の報道によると、セリエA昇格組のゴイアスがルアンと1年契約締結で合意に達したとのこと。近日中にもメディカルチェックを受けるものとみられ、問題がなければ正式にサインを交わすものとみられる。
なお、ゴイアスは今月はじめに柏レイソルからブラジル人FWペドロ・ハウル(25)を1年レンタルにより獲得している。V・ファーレン長崎で2シーズンにわたりプレーしたルアンだが、今度は母国でペドロ・ハウルとともに戦うことになりそうだ。
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