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香川真司、デビュー戦はまたもやお預け…STVV監督「ビザが下りていないので…」

香川真司 写真提供: Gettyimages

 元日本代表MF香川真司(32)はシント=トロイデンVV(STVV)へ加入しているが、デビュー戦はしばらくお預けとなるようだ。27日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。

 香川真司は昨年12月18日、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを契約解除により退団。明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪復帰やMLS(メジャーリーグサッカー)挑戦が噂されていたものの、今月10日にSTVVへの加入が決定。今週なかばに東京都内で入団会見を行っていたが、ビザ発給に関する問題により現地入りが24日にずれ込んでいた。

 そんな香川真司はすでにメディカルチェックを終えているものの、28日に控えるジュピラー・プロ・リーグ第25節・シャルルロワSC戦の欠場が確実であるとのこと。STVVのベルント・ホラーバッハ監督は前日記者会見で同選手の状況を問われると「彼はまだビザ(労働許可証)が下りていない。なので、(チームメイトとは)別にトレーニングを行っている」とコメントを残している。

 なお、STVVは25日に行われた第24節・ロイヤル・アントワープ戦で1-1のドローに終わっている。24試合を終えて26ゴールと依然として得点力不足に悩んでいるだけに、背番号「10」を身にまとう香川真司の全体トレーニング合流が待たれる。