明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山に所属する元韓国代表FWイ・ヨンジェ(30)は、母国復帰がほぼ確実となったようだ。4日、韓国メディア『朝鮮日報』が伝えている。
イ・ヨンジェはリーグアン(フランス1部)のナントやV・ファーレン長崎、京都サンガなどをへて、2017シーズン終了後に京都サンガからファジアーノ岡山へ完全移籍。加入1年目の2018シーズンはJ2リーグ11試合の出場に終わったものの、翌2019シーズンに全試合出場で18ゴールをマークするなど、本来のパフォーマンスを発揮。ただ、2021シーズンは序盤の3月に負傷離脱したこともあり、10試合の出場にとどまっていた。
その中、『朝鮮日報』の報道によると、イ・ヨンジェはKリーグ1(韓国1部)の仁川ユナイテッドへ加入するとのこと。仁川ユナイテッドは昨年1月に韓国人FWキム・ヒョン(28)を獲得。2021シーズンにリーグ戦で29試合に出場して7ゴールをあげていたことから、クラブは同選手の慰留に努めていた。しかし、選手サイドは仁川ユナイテッドとの契約更新を拒否し、水原FC加入を決断。仁川ユナイテッドは後釜としてイ・ヨンジェの獲得に成功したようだ。
そのイ・ヨンジェはすでに韓国へ帰国。現在は隔離期間を過ごしており、近日中に公式発表が行われるものとみられる。
なお、ファジアーノ岡山はオーストラリア代表FWミッチェル・デューク(30)と来季契約合意に達しているほか、2021シーズン限りでガンバ大阪を契約満了により退団したブラジル人FWチアゴ・アウベス(28)を獲得。くわえて、Kリーグ2(韓国2部)のソウルイーランドでプレーしていた韓国人FWハン・イグォン(27)の獲得も決めている。
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