ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表MF三笘薫(24)は、今冬の移籍ウィンドウでプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ復帰する可能性があるようだ。29日、米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』が伝えている。
三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、東京五輪男子サッカー競技に出場した後にブライトンへ完全移籍。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。
そして同選手は9月12日開催のジュピラー・プロ・リーグ第7節・KRCヘンク戦でデビューすると、フェリス・マッズ監督のもとで途中出場が続いていた。その中、10月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦でハットトリックを達成すると、今月に入ってスタメンに定着。すでにリーグ戦で5ゴール3アシストをあげるなど、好調ぶりをアピールしている。
そんな三笘薫には、以前からブライトンのサポーターから復帰を望む声がSNSで上がっていた。また、ブライトンのグレアム・ポッター監督は、攻撃陣で現在レンタルにより放出している選手の呼び戻しを検討していると伝えられていた。
その中、『ジ・アスレチック』の報道によると、ブライトンは三笘薫をシーズン途中で呼び戻すことを検討している模様。イギリスで労働許可証を取得するためには、代表チームや所属リーグでの出場試合数等によって割り当てられたポイントを取得し、一定の基準値を上回ることが求められるが、同選手はすでに必要なポイント数を得ているという。
なお、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは、鹿島アントラーズに所属する東京五輪U24日本代表DF町田浩樹(24)の獲得に向かっている。東京五輪の舞台でともにプレーした2選手がベルギーで共演する可能性が伝えられていたが、三笘薫が一足早くプレミアリーグに挑戦するケースも考えれそうだ。
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