明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は、今季も12月中に契約合意選手の公式発表を行っていない。その理由について、北海道コンサドーレ札幌のファンマーケティング事業部・部長を務める阿部洋介氏がSNSを通じて説明している。
多くのJリーグクラブでは、所属選手の残留が確定したタイミングで来季契約合意の発表を随時行っている。しかし、北海道コンサドーレ札幌は昨シーズンオフと同じく、今年もここまで契約合意のリリースをしておらず、来年1月に契約合意選手を一斉発表すると予想されていた。また、一部のサポーターからは契約合意の発表が全くないことに不安の声が上がっている。
その中、阿部洋介氏は23日にSNSを更新。「2022シーズンの契約合意選手については例年通り1月初旬にニュースリリースでお知らせする予定です。複数年契約の選手や夏の段階で契約更新している選手がいるので、足並み揃えてこの形としています。一方で話題づくりという点で課題があることも認識していますので並行して改善していきます」
「補足すると、他クラブが契約更新選手の発信を活発に行っていることを踏まえて、現段階での我々のスタンスを改めてお知らせしたという意図です。(もちろんそれがベストだとは思っていません)ちなみにINやOUTが発生した場合は例年通り確定し次第お相手のクラブと日時を調整してリリースを出します」とサポーターに対して説明している。
なお、北海道コンサドーレ札幌の選手の入れ替えでは、現時点でFWジェイ・ボスロイド(39)の退団が決まっているほか、筑波大学蹴球部所属のMF井川空(21)と立正大学サッカー部所属のMF田中宏武(21)の来季加入内定がすでに発表されている。
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