今季限りで国内トップリーグを担当する審判員から退くことになった村上伸次氏は4日、明治安田生命J1リーグ最終節・名古屋グランパス対浦和レッズで主審を務めた。そんな村上伸次氏は試合後、浦和レッズの元日本代表DF槙野智章(34)をはじめ両クラブの選手やサポーターに対する感謝の思いを綴った。
現在52歳の村上伸次氏は、2002年に1級審判員の資格を取得すると、2003年からJリーグ公式戦で笛を吹いていた。また、2008年にはJFAとスペシャルレフリー(現プロフェッショナルレフェリー)の契約を結ぶと、今シーズンまで600試合を担当していたが、今季限りで国内トップリーグを担当する審判員から退くことが今月1日に公式発表されていた。
そんな村上伸次氏は豊田スタジアムでの名古屋グランパス対浦和レッズで主審を担当。槙野智章からメッセージ付きのTシャツがプレゼントされたほか、両クラブの選手たちに胴上げされた。
同氏は試合後にSNSを更新。「村上さんの笑顔が僕体を気持ちよくプレーさせてくれました。最高のレフリングをありがとう!おつかれ様でした」と書かれたTシャツの写真をアップするとともに「本日は寒い中ありがとうございました!名古屋浦和スタッフ選手の皆さん、そしてサポーターの皆さまの拍手はいつまでも忘れません。また胴上げや槙野さんのTシャツ感謝です。洗濯をして飾ります。槙野さんにイエローカードは出しましたが公式記録には載せないでくださいとお願いしました」と投稿している。
これには、Jリーグファンから「お疲れ様でした!」、「寂しいです…」、「ありがとうございました!」というメッセージが多数届いている。また、村上伸次氏に対してTシャツをプレゼントした槙野智章に対して「いい奴だな!」、「字がきれい!」といったコメントが寄せられている。
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