
中国に帰化していた元ブラジル代表FWリカルド・グラール(30)は、中国スーパーリーグに所属する広州FC(旧広州恒大)を退団することが正式に決まったようだ。16日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
グラールはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナルやゴイアスEC、クルゼイロでのプレーをへて、2015年1月に移籍金1500万ユーロ(約21億円)でクルゼイロから広州恒大へ完全移籍。移籍1年目の2015シーズンにいきなりAFCチャンピオンズリーグ(ACL)と国内リーグの2冠達成に貢献すると、翌2016シーズンも国内リーグ戦で19得点をマーク。前線の主力選手としてチームをリーグ連覇に導いていた。
その後、同選手は2019年にパルメイラス、昨年に河北華夏幸福へレンタル移籍。くわえて中国への帰化も行っていたが、昨季終了後に広州FCへ復帰。今季のリーグ戦13試合に出場して7ゴールをマークする中、中国恒大集団が30兆円以上にのぼる負債を抱えていることが判明。広州FCの給与未払いや解散の可能性が報じられると、グラールに対して1億元(約18億円)という巨額年俸を支払えない状況にあった。
その中、グラールの家族は今月14日、飛行機で中国を飛び立ったことをインスタグラムを通じてファンに報告。広州FC退団確実という見方が広まると、16日になって退団が正式決定したという。これにより、同選手をフリーで獲得することが可能となったため、今後複数のブラジル国内クラブが争奪戦を繰り広げるものとみられる。
なお、グラールの移籍先候補としては、SCインテルナシオナルが再獲得にむけて同選手の動向を注視しているほか、パルメイラス移籍も噂されている。中国で実績を積み重ねてきたストライカーの今後に注目が集まる。
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