アーセナルでのデビューを飾った日本代表DF冨安健洋(22)には称賛の声が数多く寄せられている。その中、同選手が好パフォーマンスを発揮していた証拠となる1つのデータに注目が集まっているようだ。
冨安健洋は今夏の移籍市場最終日である8月31日、移籍金2000万ユーロ(約26億円)+ボーナス300万ユーロ(約3億9000万円)という条件でボローニャからアーセナルへ完全移籍。その後、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦に臨むため、カタールのドーハへ渡航。その中国戦ではフル出場して1-0とチームの勝利に貢献していた。
そして、代表チームでの活動終了後にアーセナルのトレーニングに合流。ミケル・アルテタ監督は11日に行われたプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦で新戦力の冨安健洋をいきなり先発起用していた。右サイドバックのポジションで出場した同選手は、ポゼッション時に敵陣深い位置に顔を出す場面があったほか、守備面でも対人戦で勝利するなど安定したパフォーマンスを披露。63分で途中交代となったが、クリーンシートでの勝利に大きく貢献していた。
アルテタ監督も冨安健洋について称賛のコメントを残しているが、同選手は前半における5度の空中戦でいずれも勝利していたとのこと。対人戦に強いアタッカーが多いプレミアリーグの舞台で早速守備面における自身の良さを発揮してみせたのだ。
アーセナルはインターナショナルマッチウィーク前までのリーグ戦3試合で9失点を喫するなど、守備陣に課題を抱えていただけに、冨安健洋の加入が大きなプラス材料となるだろう。
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