シャルケのDF板倉滉(24)は、負傷のため今月はじめにFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を戦う日本代表から離れていたが、どうやら長期離脱を強いられることはないようだ。7日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。
板倉滉は先月19日にマンチェスター・シティからシャルケへのレンタル移籍が正式決定すると、2日後の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第4節・ヤーン・レーゲンスブルク戦でデビュー。そしてU24日本代表MF田中碧を擁するデュッセルドルフとの一戦では、3バックの中央で先発出場。チームの勝利に貢献したものの、試合終了間際に足に問題を抱えると、86分でピッチを後にしていた。
板倉滉は日本代表招集をうけて帰国。しかし、今月1日の全体トレーニングを欠席すると、右足に問題を抱えたことにより代表チームからの離脱が公式発表されていた。また、シャルケは7日に同選手の検査結果として、大腿筋の負傷の程度がそこまで深刻なものではないことを発表。くわえて、本人が現在個別トレーニングで調整していることもクラブ公式サイトを通じて明らかにしている。
ただ、ドイツ国内の複数メディアの報道によると、同選手はインターナショナルマッチウィーク明けの12日に控える第6節・パダーボルン戦での出場が現時点で微妙となっているようだ。
なお、シャルケを率いるディミトリオス・グラモジス監督はデュッセルドルフ戦後のメディアインタビューで、板倉滉について「コウに関しては、疲労がたまってけいれんを起こしていた。彼の状態はまだ100%ではない」とコメントを残していた。
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