ボローニャに所属するイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニが、今夏の去就について振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えた。
2017年夏にアスコリ(イタリア2部)からユベントス入りしたオルソリーニだが、1試合も出場することなく、2018年1月にボローニャへレンタル。2019年夏に完全移籍へ切り替わると、鋭いドリブル突破や強烈かつ正確な左足のシュートを武器に昨季のセリエA34試合に出場して7ゴール4アシストの成績を収めた。
そんなオルソリーニは今夏に複数クラブからの注目を浴びると、ボローニャは同選手か日本代表DF冨安健洋のどちらかの放出を容認。そのなかで、イタリア代表FWは複数クラブからのオファーがあったことを明かしつつ、残留した理由についてこう明かしている。
「トリノ、ラツィオ、フィオレンティーナからオファーが届いていた。もし、僕が退団を申し出たら、クラブは強制的に引き留めることはしなかっただろう。僕は退団したいと言ったこともないし、考えたこともない。それどころか、ボローニャは僕に対する大金のオファーを拒否してくれた。これは信頼の証だと思うから感謝している。冨安を売却した後、僕は残留すると確信したから、電話を切ったよ」
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