スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のレンジャーズFCは、今月29日に日本代表FW古橋亨梧を擁するセルティックとのダービーマッチを控えている。その中、クラブは24日、チーム内に新型コロナウイルス陽性者が確認されたことを公式発表している。
セルティックと長い間にわたりライバル関係にあるレンジャーズは昨季のリーグ戦で無敗優勝を飾っており、セルティックの連覇記録に終止符を打っている。また、今季はここまでリーグ戦3試合を消化して2勝1敗としており、勝ち点6を獲得。ただ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の予選3回戦では、スウェーデン1部の強豪マルメFF相手にホームアウェイともに黒星を喫してCL敗退となっていた。
レンジャーズはUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ出場をかけたプレーオフでアルメニア1部のアラシュケルトと対戦。ホーム開催の1stレグで1-0と勝利を収めており、敵地での2ndレグを26日に控えている。
その中、レンジャーズは検査の結果、チーム関係者で新型コロナウイルス陽性と判定されたとなった者がいることを発表。クラブの発表によると、すでに陽性者は自主隔離に入っているほか、現在はスコットランド政府やスコットランドサッカー協会と対策に当たっているという。ただ、トップチームの選手が新型コロナウイルス陽性と判定されたかどうかについては明らかにしていない。
なお、レンジャーズは一部のサポーターがセルティックとのダービーを控える中、古橋亨梧に対する人種差別的行為をとったことをうけて、当該人物に対して無期限の入場禁止処分を科している。
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