アウェイ戦はDAZN独占も…テレビ朝日がW杯最終予選ホームゲーム全試合中継！

　日本代表は来月からFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む。このアジア最終予選の放送に関して、DAZNによる全試合ライブ配信が19日午前に公式発表されていたが、テレビ朝日はホームゲーム全5試合を生中継することを発表している。

　日本代表のW杯2次予選や最終予選は、これまで民放やNHKBSで中継されていたが、アジアサッカー連盟（AFC）がスポーツ動画配信サービスを手掛けるDAZNと2028年までの長期契約を締結。W杯予選やAFCアジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）など、AFC主催全試合の放映権を獲得している。これにより、カタールW杯最終予選のアウェイゲームに関しては、DAZNが独占配信する形となり、テレビでは放送されないことが大きな話題を呼んでいた。

　その中、テレビ朝日は「絶対に負けられない戦い」と題して、カタールW杯最終予選のホームゲーム全5試合の生中継を行うことを発表。番組公式SNSアカウントで、ナビゲーターの川平慈英さんがW杯本大会出場をかけた大一番にむけた意気込みを語っている。

　今回のDAZNによる放映権取得には、プレビューやレビュー番組、解説陣等の充実を期待する声が上がっている。一方で、サッカーを知るきっかけとなっていた地上波での中継回数が減少することにより、ライト層がサッカーに対する興味をより深める機会が失われることを懸念する意見もある。