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「温かく迎え入れてくれたし…」フェリペ・ヴィゼウが横浜FCへの印象語る

横浜FCのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜FCにレンタル移籍により加入したブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウは、早くも日本で成功を収められると感じているようだ。5日、ブラジルメディア『TNT』が報じている。

 現在24歳のフェリペ・ヴィゼウはウディネーゼで出場機会に恵まれず、昨年10月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへレンタルにより加入。昨季はリーグ戦でわずか3試合の先発出場に終わると、今季も出場試合は第2節・サントスFC戦のみとなっており、これ以外の全試合でメンバー外となるなど厳しい立場に置かれていた。

 その中、フェリペ・ヴィゼウは先月中旬にセアラーSCを退団し、ウディネーゼから横浜FCへ1年レンタルにより加入することが正式に決まっている。また、同選手はDFガブリエウ・コスタ・フランサとともに先月21日に来日。間もなく新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置による14日間の待機期間を終了するものとみられる。

 そんなフェリペ・ヴィゼウは母国メディアのインタビューに対応。キャリア初となるJリーグ挑戦について「(Jリーグでは初めてのプレーになるけど、)僕のことを温かく迎え入れてくれたし、このクラブの組織は優れている。監督やコーチは僕をサポートしてくれているから、クラブのやり方や環境に適応するのにあまり難しくなかったね。(このクラブには)ブラジル人もいるし、彼らは僕の助けになっている。ここでうまくやれると確信しているね。リーグ戦で少しでも前進できるようにハードワークをして、すべてを捧げるよ」とコメントを残した。

 なお、横浜FCは今月9日にJ1リーグ第23節・名古屋グランパス戦を控えている。J1リーグ残留が求められる中、フェリペ・ヴィゼウをはじめ今夏の移籍ウィンドウで加入した新戦力の活躍が期待される。