2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーに所属する日本代表DF室屋成は、2020/21シーズンはレギュラーに定着していたが、新シーズンではポジション争いを強いられる可能性があるようだ。23日、ドイツメディア『Sportbuzzer』が報じている。
現在27歳の室屋成は、昨夏にFC東京からハノーファーへ完全移籍により加入。キャリア初となる海外挑戦だったが、移籍1年目の2020/21シーズンは右サイドバックのレギュラーとして、リーグ戦27試合で先発出場を果たしていた。
室屋成は今月に行われたビーレフェルトやマグデブルクとのトレーニングマッチで出場。しかし、ハノーファーはホルシュタイン・キールから25歳のDFヤニク・デームを今月19日にフリートランスファーで獲得。右サイドバックを本職とする同選手は、2020/21シーズンに2.ブンデスリーガで24試合に先発出場して4アシストをマーク。また、すでにトレーニングで好パフォーマンスを発揮していることから、『Sportbuzzer』はデームの存在が室屋成をベンチへ追いやる可能性を指摘している。
なお、ハノーファーは24日に2.ブンデスリーガ開幕節のベルダー・ブレーメン戦に臨む。対戦相手に所属する日本代表FW大迫勇也の去就も気になるところだが、室屋成の起用法にも注目が集まる。
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