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Jリーグ審判員がコロナ禍での苦悩を激白「日を跨いで夜中に家に着き…」

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の1級審判員である八木あかね氏は12日、コロナ禍での日常生活における現状を明かした。

 Jリーグは昨年の新型コロナウイルス感染拡大により、収容人数の上限が定めたり、声を出しての応援が禁止するなど、様々な制約を抱える中で公式戦を開催している。また、スタジアムではアルコール消毒や検温など新型コロナウイルス対策が徹底されていることもあり、スタジアムでのクラスター発生は現時点でない。選手やクラブスタッフも不要不急の外出が制限される中、毎週PCR検査を受けているほか、外国籍選手は新規入国した場合に2週間の待機期間を余儀なくされている。

 その中、Jリーグ公式戦で審判を務める八木あかね氏がSNSを更新。「コロナ対応で職場から公共交通機関の利用を制限され、県外に出る時は自家用車で移動する。 車で行ける範囲で開催される試合しか担当できないので試合数が限られる。 職場から宿泊も制限され、試合後に自宅まで車で帰る。日を跨いで夜中に家に着き、翌朝から仕事に出る」と新型コロナウイルスの影響により、日々の仕事とJリーグでの審判業務の両立が難しくなっていることを明かしている。

 サポーターや選手、クラブスタッフもコロナ禍で我慢を強いられているが、審判員がハードスケジュールに直面していることを、Jリーグに関わる多くの関係者やサポーターは心に留めておきたいところだ。