ラ・リーガ バルセロナ

バルサDFがレンタルで母国復帰か!負傷続きで構想外に

サミュエル・ユムティティ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのフランス代表DFサミュエル・ユムティティは、今夏にリーグアンの舞台に復帰する可能性があるようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ユムティティは長らくオリンピック・リヨンでプレーした後、2016年夏にバルセロナへ完全移籍により加入。しかし、直近3シーズンはひざの負傷により数度にわたって長期離脱を強いられている。また、今季も左ひざのコンディション悪化により出遅れると、昨年12月の復帰後も出場機会には恵まれず、先発メンバーに名を連ねたのはわずか6試合にとどまっていた。

 同選手は税込み年俸1200万ユーロ(約16億円)による契約を2023年6月まで残しているが、負傷離脱の多さもあり、周囲ではかねてから放出候補にあげられている。また、バルセロナはマンチェスター・シティを今季限りで退団したスペイン人DFエリク・ガルシアを獲得。クラブ首脳陣はユムティティを余剰戦力とみなしており、オファーが届き次第放出に踏み切る方針を固めているという。

 その中、日本代表DF長友佑都を擁するオリンピック・マルセイユがユムティティをレンタルで獲得することを検討している模様。マルセイユはバルセロナBチームに所属する19歳のアメリカ人FWコンラッド・デ・ラ・フエンテの獲得にむけてクラブ間交渉を行っているが、ユムティティに関する議論も交わされる可能性があるようだ。

 オリンピック・リヨンの一員としてリーグアンで多くの経験を積んだ過去をもつユムティティだが、果たして母国で再起を図ることになるのだろうか。