トッテナム・ホットスパーは今季までローマを率いていたパウロ・フォンセカ氏との交渉が破談に終わっていたが、前フィオレンティーナ指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を招へいする可能性も消滅したようだ。18日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
トッテナムは今年3月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。コーチを務めるライアン・メイソン氏が残り試合で指揮を執りシーズンを終えていた。新監督の招へいにむけては、ユベントスを率いた過去を持つマッシミリアーノ・アッレグリ氏にオファーを提示したが、却下。また、今月に入ってコンテ氏との交渉を行っていたが、コーチングスタッフの入れ替えや同氏の年俸について合意に至らず、破談となっていた。
その後、トッテナムは先週からフォンセカ氏の招へいにむけて交渉を開始。今週に入って1年の契約期間延長オプションが付帯された2年契約で合意に達したと伝えられていたが、年俸面で折り合いがつかず一転して破談に終わっていた。
一方、ガットゥーゾ氏は今季終了後に契約満了によりナポリ指揮官を退任した後、フィオレンティーナの監督に就任。しかし、補強方針でクラブ首脳陣と対立したことにより、わずか1カ月足らずで退任となっていた。
トッテナムは17日にガットゥーゾ氏の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と会談。しかし、クラブ首脳陣は同氏の招へいには向かわない決断を下したとのことだ。
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