アタランタはユベントスからレンタル移籍により加入しているアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの買い取りオプションを行使して、マンチェスター・ユナイテッドに放出する可能性があるようだ。4日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ロメロは昨夏にユベントスからアタランタへ2年間のレンタル移籍により加入。今季は公式戦40試合で先発出場し、不動のセンターバックとして来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。また、同選手は今季セリエAのDF部門における最優秀選手に選出されている。
ロメロはユベントスとの契約期間を2025年6月まで残しているが、アタランタは1600万ユーロ(約21億円)による買い取りオプションを今夏にも行使するようだ。一方、マンチェスター・ユナイテッドはかねてから同選手の獲得に興味を示している模様。アタランタは移籍金として4500万ユーロ(約60億円)を求めるようだ。
なお、アタランタはボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得に向かう可能性が伝えられている。これまでも数多くの有望株をビッグクラブに売却してきたアタランタだが、ロメロの取引でおよそ2900万ユーロ(約39億円)にもおよぶ収益を生み出すかもしれない。
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