明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に所属するカメルーンFWジョン・マリは、今月15日に開催されたJ1リーグ第14節・ベガルタ仙台戦での負傷により、少なくとも6週間の戦線離脱を強いられるようだ。24日、カメルーンメディア『allez les lions』が報じている。
現在28歳のジョン・マリは、今年3月に中国スーパーリーグの深圳FCからアビスパ福岡へ期限付き移籍により加入。先月24日に行われたJ1リーグ第11節・サンフレッチェ広島戦でデビューを飾ると、28日のYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節・北海道コンサドーレ札幌戦でアビスパ福岡での初ゴールをマークしていた。同選手はここまで3ゴールをあげるなどストライカーとして結果を残していたが、ベガルタ仙台戦で後半途中に負傷退場していた。
『allez les lions』の伝えるところによると、ジョン・マリは検査の結果、右ひざ半月板損傷が確認された模様。離脱期間は最低でも6週間になるものとみられる。また、同選手は日本で目覚ましい活躍を見せていたこともあり、来月のインターナショナルマッチウィークでカメルーン代表に選出される可能性があったが、今回の負傷離脱でメンバーから外れている。
なお、ジョン・マリは今月1日のJ1リーグ第12節・浦和レッズ戦では、試合終了間際に左サイドからのクロスに胸でトラップし、そのまま反転して強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らしたことが大きな話題を集めていた。規格外ともいえるプレーを披露し、アビスパ福岡に大きな変化をもたらしていただけに、コンディションが心配される。
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