ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルが我慢の限界?期待はずれのアザールを獲得時の半額で売却か

エデン・アザール: Gettyimages

 レアル・マドリードが、同クラブに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの売却を検討しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 2019年夏に推定移籍金1億ユーロ(約131億6000万円)でチェルシーからマドリードに加入したアザールだが、負傷離脱を繰り返しており、在籍2年間で公式戦40試合4ゴールに留まっている。期待を裏切っている上に5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝敗退後に元チームメイトと談笑していた姿がマドリディスタから反感を買っていた。

 そうしたなか、マドリードはアザールに失望しており、獲得時の半額となる移籍金5000万ユーロ(約65億8000万円)で売却することを検討している模様。マドリードの会長を務めるフロンティーノ・ペレス会長は、獲得を目指しているパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの資金に充てたいと考えているようだ。

 以前からジネディーヌ・ジダン監督はアザールに対して擁護するコメントを残してきたが、残り少ない今季の試合でアピールすることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。