セリエA ミラン

ミランやローマが獲得狙うセルビア代表FWにドルトムントも関心!移籍金は52億円以上に

ドゥシャン・ブラホビッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランはかねてからフィオレンティーナに所属するセルビア代表DFドゥシャン・ブラホビッチの獲得にむけた動きを見せているが、ここにきてボルシア・ドルトムントも関心を寄せているようだ。15日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ブラホビッチは2018年夏にセルビアの強豪パルチザンからフィオレンティーナに完全移籍により加入。今季はここまで公式戦24試合に先発出場して12ゴールをあげているほか、先週末に行われた第27節・ベネベント戦ではハットトリックを達成するなど本来のパフォーマンスを発揮し続けている。

 フィオレンティーナはブラホビッチとの契約期間を2023年6月まで残す中、同選手に対して年俸を現在の3倍である120万ユーロ(約1億5600万円)まで引き上げた新契約を提示しているが、選手サイドはこれを受け入れない模様。また、フィオレンティーナは同選手を今夏に放出する場合には4000万ユーロ(約52億円)以上の移籍金を要求すると伝えられている。

 ミランはすでにブラホビッチの代理人にコンタクトをとっているほか、ローマも獲得オファーを用意しているものとみられるが、新たにドルトムントが同選手獲得に関心を寄せていることにより、今後し烈な争奪戦に発展する可能性があるようだ。

 現在21歳と将来性豊かなブラホビッチはセリエAの舞台で本来のパフォーマンスを披露しているが、今季終了後にさらなるキャリアアップを実現することはできるのだろうか。