ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋にはエバートンやバイヤー・レバークーゼンなど複数クラブが関心を寄せているが、ここにきてミランが獲得にむけた動きを見せているようだ。14日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。シニシャ・ミハイロビッチ監督のもとで昨季は右サイドバックを任されることが多かったが、今季は本職であるセンターバックとしてピッチに立つことが多く、ここまで公式戦28試合で先発出場を果たしている。
冨安健洋とボローニャの契約期間は2024年6月までとなっている。その中、同選手の去就を巡っては、昨夏ミランが移籍金1500万ユーロ(約19億円)による獲得オファーを提示したものの、最低2000万ユーロ(約26億円)を求めるボローニャが却下。しかし、イタリア国内のみならずボルシア・メンヒェングラートバッハやバイヤー・レバークーゼン、エバートンなど国外クラブも移籍先候補にあがるなど、去就の噂が絶えない状況となっている。
その中、『カルチョメルカート』はミランが冨安健洋にくわえてスウェーデン人MFマティアス・スバンベリにも関心を寄せており、両選手の獲得にむけて数週間後にも交渉を再開すると報じている。ただ、ボローニャは2選手ともに2000万ユーロ以下での放出には応じない姿勢を崩していないようだ。
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