チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョはかねてからセリエA復帰を望んでいるが、同選手の市場価値が高額であることを代理人が明かした。8日、イタリア・ナポリの地元メディア『Radio Kiss Kiss』が報じている。
現在29歳のジョルジーニョは2018年夏にナポリからチェルシーに加入すると、移籍1年目はナポリで師弟関係にあったマウリツィオ・サッリ監督のもとで公式戦54試合に出場し、UEFAヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献。フランク・ランパードへの監督交代もある中、昨季は公式戦44試合でピッチに立つと、今季もここまで30試合に出場している。
ジョルジーニョとチェルシーの契約期間は2023年6月までとなっているが、かねてからナポリ復帰の可能性がささやかれているが、同選手の代理人を務めるジョアン・サントス氏は「ジョルジーニョはイタリアに戻りたがっているね。もしナポリが彼を必要とするならば、(ナポリ復帰が)実現するかもしれない。ただ、現時点で彼の価値は5000万ユーロ(約65億円)であり、チェルシーでの給与も高額だ。(ナポリの)デ・ラウレンティス会長が彼の獲得にそこまでの金額を費やす可能性は低いだろう」と語っている。
さらにサントス氏は「個人的な意見だが、チェルシーは今後数カ月以内に契約延長のオファーをするだろう」と語っており、契約延長の可能性があることをほのめかしている。プレミアリーグの舞台でも本来のパフォーマンスを発揮しているジョルジーニョだが、今後の動向に注目が集まる。
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