ナポリのイタリア代表GKアレックス・メレトにはインテルやローマ、エバートンなど複数クラブが関心を寄せているが、同選手は今夏退団を望んでいるようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在24歳のメレトは2019年夏にウディネーゼからナポリへ完全移籍により加入。昨季は公式戦29試合に出場すると、今季はジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がコロンビア代表GKダビド・オスピナと併用する方針を打ち出していることもあり、ここまで18試合でゴールマウスを守っている。
メレトとナポリの契約期間は2023年6月までとなっているが、メレト本人はあくまでも正守護神としてプレーすることを望んでいるものとみられ、クラブ首脳陣に今夏退団の意向を申し入れる可能性があるようだ。また、ナポリで2019年12月まで指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティから高く評価されていたこともあり、同監督が現在率いるエバートンが移籍先候補にあがっている。
また、インテルは現在36歳の元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチの後釜としてメレトの獲得を狙っているほか、昨夏に1年レンタルによる獲得を試みたローマも引き続き動向を注視しているようだ。
なお、ナポリは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を失敗した場合には、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリをはじめ複数選手の放出に踏み切るなど、大幅なメンバーの入れ替えを行うものとみられる。
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