インテルはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとの新契約締結をいまだ公式発表していないが、同選手はクラブ首脳陣との交渉を進めていることを強調しているようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ラウタロ・マルティネスは2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入すると、移籍1年目から前線の主力に定着。今季はここまで公式戦36試合に出場し16ゴール8アシストをあげ、ベルギー代表FWロメル・ルカクとともに強力な攻撃陣を形成するとともにアントニオ・コンテ監督から厚い信頼を寄せられている。また、本人は先日のメディアインタビューにおいて過去にバルセロナ移籍にむけて動いていたものの、コンテ監督からの説得によりインテル残留を決断していたことを明かしていた。
同選手とインテルの現行契約は2023年6月で満了を迎えるが、先月には両者が2024年6月まで契約期間を延長することで概ね合意に達したと報じられていたが、現時点でクラブからの公式発表は行われていない。
それでもラウタロ・マルティネス本人は14日に行われたセリエA第27節・トリノ戦後のインタビューにおいて「クラブは難しい時期にあるけど、我々は(契約延長にむけて)動いているところだよ。今までもつねに言ってきたことだけど、クラブと合意に達するはずだ」と語っており、あくまでもインテル残留が既定路線であると主張した。
なお、この一戦では後半途中に追いつかれる苦しい展開に中でも試合終了間際の85分にラウタロ・マルティネスが勝ち越しゴールを決めたことにより、インテルが2-1と勝利している。
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