インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに対して新たにプレミアリーグの2クラブが関心を寄せているようだ。9日、イタリア紙『la stampa』が伝えている。
エリクセンはトッテナム・ホットスパーから昨冬にインテルへ加入したものの、今季はここまで公式戦でわずか5試合の先発出場にとどまっている。周囲では、エリクセンの出場機会が少ない理由にアントニオ・コンテ監督が同選手の本職であるトップ下を配さないフォーメーションを一貫して採用していることがあるという見方が広まっている。また、インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)は2020年12月23日に行われた第14節・エラス・ベローナ戦における試合前のメディアインタビューに応じた際にエリクセンが放出候補であることを認めている。
同選手の移籍先候補には、前トッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ氏を招へいしたパリ・サンジェルマン(PSG)、現在ラ・リーガで2部降格圏内の18位と苦戦を強いられているバレンシア、古巣アヤックスなどが挙げられている。その中、イタリアの一部メディアは新たにエバートンとアーセナルもエリクセンを獲得リストに加えていると主張している。また、インテルは今年6月までの半年間によるレンタルで放出する場合、給料を全額負担するようだ。
現在首位ミランを4ポイント差で追いかけるインテルだが、リーグ優勝という目標にむけて今冬のマーケットで新戦力を迎え入れたいところだが、エリクセンをはじめとする余剰戦力を放出する必要性に迫られている。
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