明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは14日午後、MF鈴木冬一がスイス・スーパーリーグのローザンヌ・スポルトへ完全移籍することを公式発表した。
セレッソ大阪の下部組織出身である鈴木冬一は、長崎総合科学大学附属高等学校をへて2019年に湘南ベルマーレに入団。曹貴裁前監督のもとで公式戦29試合に出場するなど、プロ1年目から本来のパフォーマンスをいかんなく発揮。今季は11月に両側慢性扁桃腺炎による手術を行ったが、左サイドを主戦場に公式戦14試合でピッチに立っていた。
同選手は今回の海外移籍について「この度、スイスリーグのFCローザンヌ・スポルトへ移籍することになりました。まずはじめに、僕をプロサッカー選手としてチームの一員に受け入れていただいた湘南ベルマーレに感謝の気持ちを伝えたいと思います」
「去年は多くのことを経験し、多くのことを学ぶことができた一年になりました。その中でも前監督の曺貴裁さんには、僕自身が成長するにあたってたくさんのことを学ばせていただきました」
「今年はコロナウイルスの影響で世界中が大変な事態となりましたが、今こうしてサッカーができている喜び、有難みを日々感じております。そして、僕自身の活躍を皆さんにお見せできるように邁進していくと同時に、今後の湘南ベルマーレの健闘を祈っています。2年間、ありがとうございました!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
なお、MF齊藤未月もロシア・プレミアリーグに所属するルビン・カザンへのレンタル移籍という形で海外挑戦が正式決定している。また、湘南ベルマーレは齊藤未月と鈴木冬一が16日に開催予定の明治安田生命J1リーグ第33節・大分トリニータ戦後にサポーターに向けて挨拶を行うこともあわせて発表している。
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