イングランドサッカー協会(FA)は今季のFAカップ・準決勝からVAR(ビデオアシスタントレフリー)を採用した際にスタジアム内のビジョンで対象となるプレーの映像を流すことを公式発表している。現地時間2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
VARは昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会で本格的に運用が開始されると、誤審の大幅な減少により周囲から高い評価を受け、今季からセリエAやリーグアンなど主要リーグで導入されている。
その中FAカップでもVARは導入されていたものの、場内ビジョンに映像が流れないことに対して、ファンから批判の声が上がっていた。これを受けてFAは今週末に行われる準決勝1stレグのマンチェスター・シティ対ブライトン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ対ワトフォードから場内ビジョンで放映することを正式に決定している。
なおFAカップでのVARは今年1月8日に行われた3回戦のブライトン対クリスタルパレスから導入されている。
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