
ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)OBであり、元横浜FC、アビスパ福岡監督のピエール・リトバルスキー氏が、30年近く一緒に過ごしてきた妻と離婚する模様。ドイツの有力芸能誌『Bunte』がスクープし、本人のマネジメントもドイツの情報番組『BRISANT』に対して事実を認めた。
1990 FIFAワールドカップ優勝メンバーであり、Jリーグ黎明期に市原でプレーした「あの」リトバルスキーが、1995年に日本で結婚した妻・小泉ひとみさんと、およそ30年の時を経て別れを選んだ。離婚の理由として本人が挙げたのは「言葉の壁」だ。夫婦は互いの母語ではなく、英語で意思疎通を図っていたという。その結果、問題を十分に話し合えず、解決に至らなかったとされる。
だが、本当にそれだけなのか。1995年に結婚し、2019年のイベントには夫婦で連れ立って出席している。つまり、少なくとも24年間は「英語で会話する夫婦」として関係を維持してきたことになる。言語の壁が致命的だったとするならば、なぜ四半世紀もの歳月が必要だったのか。その説明は、あまりにも腑に落ちない。
むしろ注目すべきは、離婚手続きと並行して報じられた「新たなパートナーの存在」である。『Bunte』のインタビューで、リトバルスキーは「ケルスティン」という名の女性について、「彼女は私の人生の女性だ。もっと早く一緒になっていればよかった」と語った。65歳の元代表選手が発したこの言葉は、ドイツのメディアでも大きく取り上げられた。しかもマネジメントが「すでに新たな女性が存在している」と公式に認めるという、異例の透明性まで見せている。
「言葉の壁」という説明と、この告白の間には、埋めきれない距離がある。
日本との縁が深い人物だけに、国内での反響も小さくはないだろう。Jリーグ創成期に「外国人スター」として列島を沸かせ、指導者としても日本の地に根を張ったリトバルスキーにとって、日本人女性との結婚はある種の象徴でもあった。離婚手続きに踏み切った真相は不明だが、30年近い関係の幕引きが、「言語が難しかった」という一言で片付けられること自体が疑問だ。
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