Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸トゥーレルがオファー拒否!今季開幕前には「分からない」

マテウス・トゥーレル 写真:アフロスポーツ

 ヴィッセル神戸所属のブラジル人DFマテウス・トゥーレルは、母国復帰の可能性があったが、残留する模様。J1百年構想リーグ開幕を前には、自身の去就について語っていた。

 ブラジルメディア『Gazeta dourubu』が報じたところによると、トゥーレルはブラジル1部のヴィトーリアからのオファーを拒否。神戸でのプレー継続を選択したという。同メディアは「現時点ではアジアでのキャリアを続けることが最善と判断し、ブラジル復帰の可能性を否定している」と伝えており、本人の意思は固いとみられる。

 ヴィトーリアがトゥーレル獲得に動いた背景には、守備陣の選手層の薄さがある。DFルーカス・ハルテルがメジャーリーグサッカー(MLS)所属クラブへ移籍したことにより、最終ラインに大きな穴が生じており、クラブ首脳陣はシーズンを戦い抜くために経験豊富な選手の補強が急務と判断。その白羽の矢が立ったのがトゥーレルだったが、交渉は不成立に終わった形だ。

 トゥーレルは2019年、フラメンゴの一員としてコパ・リベルタドーレスとブラジル1部リーグの二冠達成に貢献した実績を持つ。その後、欧州でのプレーを経て神戸に加入し、J1リーグの舞台でも存在感を示してきた。古巣フラメンゴとの縁こそ今回はなかったものの、ブラジル国内での需要は依然として高い。

 一方、J1百年構想リーグの開幕を前にした時点では、去就について明言を避けていた。ブラジルメディア『ge』のインタビューでは「将来、何が起こるか分からない」「今はヴィッセル神戸での新シーズンに集中している」と語っており、この段階ではブラジル復帰の可能性をゼロとは断言していなかった。しかし今回、ヴィトーリアのオファーに対して明確に首を横に振ったことで、少なくとも2026年夏までの移籍はない見込みだ。

 J1通算100試合を達成し、今季も主力選手として活躍しているトゥーレル。神戸で充実した日々を過ごしているだけに、神戸にとって同選手の残留は大きなプラス材料だ。