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中島翔哉の誹謗中傷被害後に浦和が声明も…西川周作が苦言!一部投稿に「気持ちいいものではない」

西川周作 写真:アフロスポーツ

 浦和レッズ所属の元日本代表MF中島翔哉は、川崎フロンターレ戦での一部行為がSNSで拡散されたことにより、批判と誹謗中傷を浴びていた。同クラブは7日、所属選手とその家族に対するSNS上での誹謗中傷行為が確認されたとして、抗議声明を発表。しかし、その声明が出た直後にも問題は収まらず、今度はチームの守護神・西川周作がSNS上で直接言及するという異例の事態へと発展している。

 ファン・サポーター等の間で話題になったのは、ベンチスタートだった中島を捉えた動画。陸上トラック上でペットボトルを空中に一回転させ、底やキャップを下にして着地させる「ボトルフリップ」に興じる様子が映っていたが、試合中のベンチということもあり、ネット上で急速に拡散した。

 浦和が川崎に敗れ、4連敗を喫したタイミングだっただけに、批判と誹謗中傷、それに同選手の退団を望む声が一気に噴出。動画は8日時点で削除されているが、一度広まった波紋は容易には収まらなかった。

 こうした状況もあり、クラブは7日に声明を発表。選手個人への人格攻撃や家族への中傷を「人権侵害」と断じ、「警察への通報および法的措置を含めた対応も辞さない」と強い言葉で締めくくった。昨年9月にも同様の声明を出していたクラブが、わずか半年あまりで再び同じ対応を迫られた形であり、その深刻さは増すばかりだ。

 しかし、クラブが毅然たる姿勢を示した直後も、SNS上での心無い投稿は続いた。そこに声を上げたのが、ベテランの西川だった。Xを通じてサポーターに向けて以下のようなメッセージを発信している。

 「こんばんは。ただ一つだけ伝えさせてください」と静かに切り出し、続けてこう訴えた。「これを見てその人がどう感じるのか。ましてや、味方であるサポーターからの言葉であれば、決して気持ちのいいものではないということを、少しだけ理解してもらえたら嬉しいです」

 西川はクラブへの覚悟を揺るがせなかった。「それでも。自分はこのクラブのために戦い続けます」その言葉は、批判の矢面に立つチームメートへの連帯と、サポーターへの切なる願いの両方が込められている。チームが厳しい状況に置かれるなか、ピッチ外でもベテラン選手の果たす役割の大きさが垣間見える。