
ガンバ大阪在籍歴のあるブラジル人MFダワンは現在、中国1部の北京国安に所属。だがリーグ開幕から1試合も出場できていないという異常事態に陥っており、その理由が「痔」であることが中国メディア『新浪』によって明らかになった。
3月1日に行われた中国スーパーカップ戦でミドルシュートを叩き込み、北京国安のタイトル獲得に貢献したダワン。しかし、2026シーズンの中国1部リーグ戦では、いまだ出番なし。クラブは「負傷中」とのみ公式発表し、詳細については口を閉ざしたままだ。
真相は、痔だった。通常であれば手術後1週間で復帰可能な、いわば「小病」。ところがダワンは北京での治療を頑なに拒否。「自国で手術を受けたい」とブラジルへ戻り、手術を行った。その判断が致命的だった。術後に深刻な感染症を発症し、1週間で治るはずの患部が1ヶ月以上経過しても完治しない事態に。現在は北京に戻っているが、全体練習に参加できない状況。『新浪』は「4月下旬にようやく段階的な練習再開が見込まれる」と報じている。
「聡明かえって聡明を誤る」「自己管理能力の欠如だ」と、中国メディアは皮肉った。まさに言い得て妙だ。
問題はダワン個人の健康だけではない。北京国安は現在、外国人枠の編成見直しを進めており、新たな外国籍選手を獲得するには既存の外国人選手を放出しなければならない状況だという。中国メディア『捜狐』は、その「放出候補」にダワンの名が挙がっており、クラブが契約解除を含む交渉を行っていると伝えた。同メディアはさらに踏み込み、「すでにあるJリーグクラブがダワンの状況を問い合わせている」と報道。中盤の高齢化が進むクラブを中心に、技術と運動量を兼ね備えたボランチとして注目されているという。
ダワンといえば、Jリーガーにはなじみ深い名前だ。G大阪ではその献身的なプレーと縦への推進力でサポーターの記憶に刻まれた選手である。中国でのキャリアが「痔と感染症」という笑えない事情で暗礁に乗り上げた今、Jリーグ復帰論が噴出するのは自然な流れでもある。
だが冷静に見れば、不安要素は残る。今季まだリーグ戦0分、しかも感染症による長期離脱明けという状態で、Jクラブがどれほどの条件でオファーを提示するかは未知数だ。いずれにせよ、ダワンの自己管理能力の欠如が明らかになったと、中国側は否定的に捉えていることは明らかだ。
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