
浦和レッズは5日に行われたJ1百年構想リーグ第9節で、川崎フロンターレに逆転負け。スタメン入りしていたDF宮本優太の欠場、DFダニーロ・ボザの負傷交代など、アクシデントに見舞われた中で4連敗を喫したが、一部サポーター等から沸き起こっているマチェイ・スコルジャ監督の解任論が海外でも話題に。ポーランドメディア『sport』がこの状況を詳報し、母国でも議論が広がりつつある。
同メディアによれば、J1百年構想リーグでの不振を受けて、「スコルジャは解任されるべきだ」「関係を続ける理由がない」という声が日本国内で相次いでいるという。ポーランドの読者に向けてこの”騒動”を伝える形となったのは、それだけ現地でもスコルジャへの関心が根強い証拠だ。
とはいえ、『sport』が示したのは単なる解任論の紹介にとどまらない。核心はこの一文にある。
「ただし、今後の去就を決めるのはクラブ首脳陣である。スコルジャ自身が辞任する可能性は低い」
つまり、監督本人が白旗を揚げる気はない。ならば問われるのは、浦和のフロントがどこまで我慢できるか、という一点に絞られる。
スコルジャは2024年夏から再び浦和の指揮を執っており、2025年にはアメリカ開催のFIFAクラブワールドカップに参戦。クラブW杯開催期間中、ポーランド代表監督就任の可能性が取りざたされたものの、この職を離れなかった。「クラブへの忠誠心」と評する向きもあるが、裏を返せば「よほどのことがない限り自分からは動かない」という意思表示とも捉えられる。
特別大会であり降格が無いとはいえ、4連敗という数字は重い。しかも内容が問題だ。宮本の欠場、ボザの負傷という守備陣への打撃は確かに痛かったが、アクシデントを差し引いても修正能力の乏しさがあらわになっている。サポーターがフラストレーションを溜めているだけに、クラブには適切なタイミングで何らかの声明を出すことが求められそうだ。
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