
開幕を目前に控える明治安田J1百年構想リーグ。6月までの短期間で行われる特別なシーズンを前に、各チーム最終調整が進んでいる。
百年構想リーグは、東西10クラブずつに分かれて行われる。WESTは清水エスパルス以西の10クラブで争われ、昨季躍進した京都サンガや近年リーグ連覇を成し遂げたヴィッセル神戸などもおり、激戦が予想される。
ここでは、各クラブの補強動向や戦力バランスを踏まえ、WESTの順位を予想していく。

10位~7位
- 10位:アビスパ福岡
- 9位:ファジアーノ岡山
- 8位:清水エスパルス
- 7位:セレッソ大阪
最下位候補の筆頭は、今冬大きく主力の流出があり戦力ダウンが心配なアビスパ福岡だ。昨冬チームに加わり一気に日本代表にまで上り詰めたDF安藤智哉をはじめ、近年攻撃のキーマンとして活躍してきたMF紺野和也や守護神GK村上昌謙など多くの選手を失う冬となっており、その影響は大きいだろう。
9位予想は、昨季クラブ史上初のJ1を戦い、堂々の残留を果たしたファジアーノ岡山。この冬はPKストップをはじめ好セーブを連発していた守護神GKスベンド・ブローダーセンの移籍や、世代別代表では主軸として活躍し昨年はA代表も経験したMF佐藤龍之介のFC東京復帰など戦力ダウンは否めない。新戦力がどこまで穴を埋められるかが、今季のカギとなるだろう。
8位には、新指揮官として近年ヴィッセル神戸のタイトル獲得に貢献してきた吉田孝行監督が就任した清水エスパルスを予想。MF乾貴士やDF山原怜音といった主力の流出がありつつも、FWオ・セフンの帰還や吉田監督の教え子であるDF本多勇喜といった新戦力が加わった。とはいえ昨季比較で戦力は横ばいと予想されるだけに、吉田体制初年度からジャンプアップは予想し難く8位とした。
7位には、セレッソ大阪を予想。昨季得点王にあと一歩と迫ったFWラファエル・ハットンの退団はあまりに大きく、新戦力であるFW櫻川ソロモンやFWイェンギ・クシニ・ボジャらを筆頭に、他選手がどこまで穴を埋められるかが注目ポイントとなる。また、新加入のMF横山夢樹や同世代で武者修行から帰還したMF石渡ネルソンら若手が、昨季前半戦でチームを支えたFW北野颯太(現レッドブル・ザルツブルク)のような起爆剤となれるかも楽しみな要素だ。
6位~4位
- 6位:V・ファーレン長崎
- 5位:ガンバ大阪
- 4位:ヴィッセル神戸
6位には、昇格組唯一の西日本勢であるV・ファーレン長崎を予想した。中心選手であるMFマテウス・ジェズスやMF山口蛍は、J1でのプレー経験もあることから引き続き頼もしい存在となるだろう。加えて今冬の補強では、FWチアゴ・サンタナやMF長谷川元希など即戦力が多数加わっており、戦力アップも十分に図った上でのリーグ戦となるだけに台風の目となる可能性も十分ある。
5位は、大きな移籍の話題が出なかったガンバ大阪を予想。DF黒川圭介の流出は痛手だが、昨季途中加入で中軸を担ったFW満田誠が完全移籍に移行となり、またDF中野伸哉やFW唐山翔自がJ1でのプレー経験を積んで戻ってきたことも大きい。新戦力であるFW植中朝日の負傷は残念だったが、大きく選手が入れ替わることなく新シーズンを迎えられるのはプラスに捉えられる。
4位には、指揮官交代のあったヴィッセル神戸。新たにチームを指揮するミヒャエル・スキッベ監督は、昨季までサンフレッチェ広島を率いてタイトル獲得も経験しており、吉田監督の後任としては申し分ない。1月に入り、昨季のチームトップスコアラーであったFW宮代大聖が移籍したことは大きな痛手と言えるが、若手からベテランまで頼もしい新戦力も多く加入しており、若干の戦力ダウンに留めたと言える。
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