
セレッソ大阪は先日、スコットランド1部アバディーンFCからオーストラリア代表FWクシニ・イェンギを期限付き移籍により獲得。町田ゼルビアに加入したテテ・イェンギとの兄弟対決が期待されるなか、一部の契約内容が明らかになっているほか、アーサー・パパス監督が同選手の能力を高く評価している。
英メディア『プレスジャーナル』は3日、クシニ・イェンギのC大阪移籍に関する特集記事を掲載。「C大阪は6桁(数十万ポンド)の買い取りオプションを有している」と伝えているが、これによると、アーサー・パパス監督は同選手についてこう語ったという。
「(彼の能力に)疑いはない。ストライカーは自信が必要で、その背景にはさまざまな要因がある。本人の責任もあるし、環境も関係する。キャリアの中で得点が伸び悩む時期を経験するセンターフォワードは珍しくない。それで急に悪い選手になるわけではないし、まだ将来に期待できる部分もある。ここで新しい物語を作るモチベーションになればいい」
「スコットランドでは本人が望んだほどプレーできなかった。調子が良ければ、FIFAワールドカップのオーストラリア代表に入れる選手だ。良い状態に戻れるかを見る絶好の機会になる。彼は好調時には対戦する側にとって非常に厄介な選手だ。190センチの体格で時速36〜37キロで走れる。身体能力は非常に優れている。海外挑戦の中で浮き沈みはあったが、代表では11試合6得点と結果を出している。自分に合った環境が必要なだけだ」
「彼自身、まずは試合に出てサッカーを楽しむ必要があると理解している。今の最優先はコンディションを整え、チームに貢献し、自信と継続性を取り戻すことだ。パフォーマンスが整えば、代表の(ストライカーの)スタメン争いに入れる選手だと証明してきた」
「一つのクラブでうまくいかなかった選手は珍しくない。他のクラブで成功できない理由にはならない。良い姿勢を保ち、健康であればいい。27歳という年齢で、挫折が成長につながることもある。過去ではなく、ここでの成功に集中することが重要だ。世界的な名選手でもクラブで苦しんだ後に成功した例は多い」
「彼はポジション争いをしながらチームに貢献する必要がある。このチームは昨季多くのゴールを決めたし、複数の攻撃陣がキャリア最高のシーズンを送った。移籍や負傷で3人を失ったため、得点力を補う必要がある。私は(横浜F・マリノス時代に)アンジェ・ポステコグルーの下で働き、得点を狙うサッカーを重視している。得点を一人に依存することはない。チーム全体で得点ルートを増やすことが重要であり、攻撃陣はそのスタイルを楽しめるはずだ。彼もその一員として貢献してほしい」
2025年10月下旬以降、スコットランド1部リーグ戦をはじめ公式戦で2試合の出場にとどまり、代表招集から遠ざかっているイェンギ。C大阪でプレータイムを確保し、FIFAワールドカップの代表メンバーに滑り込みたいところだ。
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