Jリーグ サンフレッチェ広島

J1広島時代は「難しかった」鎌田大地・浅野拓磨の元同僚が守田英正の古巣移籍か。ブラジルでも失敗

ゴンサロ・パシエンシア 写真:Getty Images

 元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアは、サンフレッチェ広島退団からわずか1年で再び移籍。MF鎌田大地(現クリスタル・パレス)、FW浅野拓磨(現RCDマジョルカ)とチームメイトだったストライカ-が、母国復帰に向かっているという。

 パシエンシアは2024シーズン限りで広島を退団し、2025年1月にスポルチへ移籍。加入会見では「僕は昔ブラジルにいたし、それに妻がブラジル人だからね」「幹部やコーチングスタッフ等すべての関係者が、僕がここにいることに好意的だったんだ」などと好意的なコメントを残していた。

 2025シーズンは公式戦25試合の出場で5ゴール1アシストをマークもレギュラー定着には至らず。すでにスポルチの2部降格が決まっている中、12月8日開催の1部リーグ最終戦でおよそ半年ぶりにスタメン出場したが、ノーゴールで途中交代。2025年12月に契約満了となり、フリーの身となっている。

 ポルトガル『レコルド』が26日に伝えたところによると、同選手にはCDサンタ・クララ移籍の可能性が浮上。記事では「彼はポルトガル復帰を希望しており、サンタ・クララと交渉中」「他にポルトガル国内2クラブが彼の獲得に興味を示している」と綴られており、日本代表MF守田英正(スポルティングCP)の古巣を含む3クラブによる争奪戦が繰り広げられているものとみられる。

 パシエンシアはアイントラハト・フランクフルト時代に鎌田とチームメイトだったほか、2023/24シーズンには期限付き移籍先のVfLボーフムで浅野と共闘。2024年夏にボーフムを退団し、2024/25シーズン開幕後には期限付き移籍元のセルタと契約解除で合意すると、広島へ加入。今度は日本代表GK大迫敬介とチームメイトになったが、J1リーグ8試合の出場で2ゴールと本来のパフォーマンスを発揮することはできなかった。

 なお同選手は2025年3月、ブラジルメディア『NE45』のインタビューで広島時代を回顧。「日本では難しかった。厳しい現実に直面していたよ。フィジカル面でベストな状態では無かったんだ」と語り、「スポルチで本来の自分の姿を取り戻すためのチャンスを得た。運よくコンディションが良いし、試合ごとに成長している」と手ごたえを覗かせていたが、ブラジルでも成功を収められなかった。