
V・ファーレン長崎は16日、デンマーク1部のラナースFCからジャマイカ代表FWノーマン・キャンベルを完全移籍により獲得したと公式発表。時速37.2キロのスプリント速度記録を持つスピードスターとして知られる同選手と長崎の一部契約内容が明らかになっている。
海外メディア『Jamaican Football Chronicles』は16日の時点で「キャンベルが、2028年6月までの契約で長崎へ移籍」とリポート。関係者から入手した情報として、「移籍金は100万ユーロ(約1億8,000万円)近くにのぼる」と報じた。
一方、ラナースFCのスポーツディレクターであるセーレン・ピーデスン氏は、移籍金額について「正当かつ良い価格で売却することができました。経済的な観点から見れば、我々にとってとても成功したケースと言えます」とコメント。「納得のいく移籍金を得ることができました」と満足している。
現在26歳のキャンベルは、身長175センチで右利きのウインガー。母国ジャマイカやセルビア国内の複数クラブを経て、2024年7月にセルビア1部FKヴォイヴォディナからラナースへ完全移籍。加入1年目はリーグ戦26試合の出場で7ゴール1アシスト。2025/26シーズンはここまで16試合の出場で2ゴール2アシスト。9月以降は大半の試合で途中出場とベンチ要員に甘んじていた。
長崎が欧州1部で結果を残した快速ウインガーに高額な移籍金を投じた事実は、J1定着を狙うクラブの意図を示している。一方で、直近ではベンチ要員に甘んじていた選手であることも事実であり、この補強は賭けの側面も持つ。しかし、そのスピードと破壊力がJリーグの舞台で解放された時、投資は確信へと変わる可能性がある。キャンベルのパフォーマンスは、長崎の野心が正しかったかどうかを測る試金石となるのである。
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