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英国メディアが上田綺世の移籍に反応「いずれにせよプレミアリーグへ」

上田綺世 写真:Getty Images

 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は今2025/26シーズン好調な時を過ごしている。この上田の活躍には、早くも移籍の噂が浮上している。

 オランダメディア『soccernews.nl』は、UKメディアが上田のプレミアリーグ・リバプール移籍の噂に反応していると報じた。同メディアによると、発端は大手メディア『ESPN』オランダ版のアナリストであるハンス・クライ・ジュニア氏の発言だったと伝えた。

 クライ・ジュニア氏はオランダメディア『VoetbalPrimeur』に対し、上田とリバプールのアルネ・スロット監督との関係について「スロット監督は上田の可能性についてよく私に話していました。そしてスロット監督は正しかったのです」と語った。

 この発言はUKメディアにも届き、上田のリバプール移籍の噂が広まった。しかし、オランダメディア『1908.nl』は「我々の情報によれば、上田のシーズン途中での退団を恐れる必要はない」と報じた。

 同メディアは「リバプールとの接触はなく、具体的な関心があるという兆候もない」と伝えている。UKメディア『TEAMtalk』も「したがって、この噂は作り話であることが判明した」と報じた。

 一方で同メディアの欧州サッカー専門家アンディ・ブラッセル氏は、上田のプレミアリーグ移籍の可能性について言及している。

 ブラッセル氏は「来2026年夏には、プレミアリーグの中堅クラブのいずれかが上田に入札することは確実だと思います」と分析し、「おそらく1月にも実現するかもしれません。それはクラブの状況次第です。リーズ・ユナイテッドのようなクラブは本当にゴール力のある選手を必要としています。上田は今シーズン、簡単にゴールを決めています。プレミアリーグのどのクラブもフェイエノールトに入札しなければ、本当に驚きです」とコメントした。

 リバプール移籍の可能性は否定されたものの、上田の将来的なプレミアリーグ移籍への期待は高まっているようだ。